ECO住宅(パッシブハウス)のススメ
設備ではなく、建物に関する設計で省エネ住宅を実現させます
住まいに関するアンケートで不満・不便・不安ランキングのワースト3は「暑い」「寒い」「結露」が並びます。「暑い」「寒い」といった問題は不満の要因であるだけでなく、ヒートショックで搬送される数推定17,000人/年は交通事故死者数4,000人/年よりはるかに多く、家をつくる者として無視できない状況になっています。保温性を向上させないことは人命に関わるという意識で家づくりに取り組んでいます。
(出典:東京都健康長寿医療センター研究所HP)
そういえばエコでしたという省エネ住宅を
私たちの考えるエコは「がまんするエコ」ではありません。そういえば「エコ」でした!という省エネ住宅です。パッシブデザインは、設備ではなく、建物のあり方(建物に関する設計)で、「冬暖かい」「夏涼しい」「1年を通じて明るい」が実現する建物を創り出してくれます。
室温が快適な家を実現すべく以下のような内容を実施します。
- 断熱・気密性
- 日射遮蔽
- 自然風利用
- 昼光利用
- 蓄熱利用
野間建設の保温性能Q価は
保温性能Q値と建物の実際の保温性能を示す数値で、冬の暖かさはこの数値で決まります。数値が小さいほど暖かいということがわかります。平成4年基準の仕様は4.2W /㎡Kですが、野間建築仕様のQ値は1.6W /㎡Kです。
下は弊社で行ったあるリフォーム前後のシミュレーションした結果です。3~5℃暖かくなっています。
リフォーム前
野間建設仕様でのリフォーム後
昼間は電気を点けなくても暮らせる工夫
パッシブデザインは暖かさだけではなく、パッシブデザインは「1年を通じて明るい」家を実現してくれます。ガラス欄間やドアの工夫で暗くなりそうな部屋に導光を図ります。開閉できるガラス欄間は通風にも有効です。
吹き抜けで明るくしたり、北側水回りを「下屋+トップライト」で明るくする。高い位置につけた窓で光を落とす。半透明の室内ドアで隣の部屋の光を入れるなど、土地の特徴とご希望の間取りに合わせて「1年を通じて明るい家」を実現します。
夏のパッシブデザイン
夏は特に日射遮蔽と風の流れが快適な暮らしに影響を及ぼします。
そのため野間建設では、ほぼすべての窓に「外の日除け部材」を設けます。日除け効果は「外の部材が内の部材の3倍」であり、これが「夏涼しい」の満足度を大きく上げてくれます。
「レースカーテン」+「日射遮蔽型LOW-E」+「0.4倍の庇・軒」といった組み合わせも効果的です。
「夏涼しい」の満足度の大きな要因となる風についても、野間建設は多くの実績と経験があります。地域の卓越風向を把握しながら通風のデザインを考えます。外気温が低いときに風が通る計画をすることで、夏快適な家を実現します。
勉強会を随時開催中
女性一級建築士によるパッシブ、オーガナイズ、SE工法の勉強会を随時開催中です。ホームページでは説明しきれない家づくりに役立つ情報をお伝えさえていただいております。
勉強会を経て弊社での住宅建設を希望の方にはヒアリングをさせていただきます。
※勉強会のみの参加も可能です。弊社にて建築された方は、勉強会費用を建築費より差し引かせでいただきます。
-女性建築士と共に創る多様な個性の成長と幸せを育む空間づくり-
株式会社野間建設
三重県津市芸濃町林235 059-265-3080 FAX:059-265-3176
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